今般、本作「DuNo」も開発に使用しているゲームエンジン「Unity」の料金体系変更に起因して、同エンジンへのユーザーからの不満が続出しております。
私としてもこれほど炎上し、不評が相次いでいるゲームエンジンに将来性はないと考えます。ゲームエンジンには盤石なコミュニティに支えられた継続なアップデートやノウハウの共有が必要であるのに、その地盤が瓦解しかねない状況で使用を続けることはリスクが高いと思われます。
よって、可能ならば適切に開発環境の移行を行いたいと考えております。
しかし、私には3Dゲームの開発に関するノウハウがUnity以外に存在しません。また、開発を1人で行っている以上はそのような学習リソースを割くことは困難です。
つきましては今後数か月にわたって事態を静観、および開発環境の移行先について十分に検討する時間を要するため、開発を休止させていただきます。
DuNoをプレイすることを楽しみにお待ちいただいている方には大変申し訳ありませんが、開発を諦めるということはありません。
DuNoは「商業作品の模倣ではなく、独立したコンセプトで開発する」ことをポリシーにしています（有名な無料の音ゲーは端的に言えばパクリがほとんどですよね）が、これはゲームを公開した後に、公開を停止しなければならない事態が発生するリスクを排除することが目的です。
今回のように使用しているゲームエンジン自体の信頼が失墜するということは想定外でしたが、こちらも同様に公開停止のリスクを孕むことになる要因であることは間違いなく、DuNoの開発ポリシー上避けては通れない懸念事項であることに変わりありません。
安心して遊び続けられる音楽ゲームを提供すること、それだけがDuNoの使命であり、今回の対応もそれを念頭に置いたものであることをご理解いただければと思います。
次は良いニュースと共に皆さんにお会いできることをお約束いたします。それでは。
コメント