以下の記事で「DuNo」は一定期間開発休止するとご連絡をしておりましたが、開発を再開いたしますので、ご報告いたします。
Unityの利用について
開発休止の主な要因として、利用しているゲームエンジンである「Unity」がなんやかんやで使いづらくなってしまう(かも)ということで静観しておりました(上記記事参照)。
今回の開発再開にあたっては、Unityの利用は継続します。理由としては以下の通りです。
- 既に5万行を超えるコードを書いており、その他の環境に移ってもそれをそのまま利用することはできないため、環境の移動は作業量的に不可能に近いです。また私は決してプログラマではないため、他言語が必要なら学習し直しになってしまいます(別にプログラミング自体は「好き」ではないので、無理です><)
- 3Dゲームなどはともかくとして、VR関係などのコミュニティは明らかにUnityの存在に依存しているため、Unityのシェアが壊滅的になることは考えにくいと判断しました。
- Unityに対して批判が集まっていた新しい料金体系は、現行のバージョンを使い続ければ適用されないことが明言されたため、DuNoを無料のゲームとして配布するにあたっての将来的なリスクが取り除かれました(おそらくは)。
開発状況について
私生活が忙しいということもあり、なかなか開発が思うように進まないというのが現状ですが、現時点の「ゲーム本体」はかなり完成に近い状況にあります。
ただしDuNoはゲーム本体とサーバとの連携が不可欠で、その点サーバ側の開発を含めてあまり進んでいません。具体的には以下のような機能を、少なくとも皆さんで遊んでいただけるオープンベータ版発表までに実装する必要があります。
- 自分の楽曲をサーバにアップロードする(作曲者向け)
- サーバに存在する楽曲をゲーム本体にダウンロードして、譜面製作で使用する
- 作成した譜面をパッケージ化してサーバにアップロードし、登録する
- 楽曲・譜面を、ゲーム本体から検索してダウンロードして遊べる状態にする
これらの機能がない状態でも、現状では一応私が用意した曲と譜面だけで遊べるようにはなっているくらいの完成度はあるんですが……申し訳ないのですが、どうしても今の状態でゲームを公開するわけにはいかないんです。
上ではあえて番号で表記しましたが、要するにこれらは「DuNoが想定する楽曲・譜面リソースのライフサイクルそのもの」だと思ってくださればと思います。もちろん私もある程度は譜面とか用意するんですが、基本的なDuNoの楽しみ方としては上記のように皆さんが持ち寄った楽曲と譜面で皆さんで楽しんでね、ということを想定しているということです。
DuNoは単なる遊ぶための、作者からプレイヤーに対して一方通行な音ゲーとして遊んでもらいたいのではなく、そういう双方向のコミュニティを形成して、皆さんとともに育てていきたいという思いが一番にあります。最近は特にモバイルなども含めて多種多様な音ゲーが公開されていますが、その中でもDuNoは特別な存在になりたいので、音ゲーそのものではなくそういった部分でユニークにしていきたいのです。
というわけで、ここら辺の機能を作りこんでようやくオープンベータとかができる感じになってくると思っております。
それで、具体的な日程は?
今までずるずると開発延期してしまっている以上、逆に具体的に何か月でやるといったことは申し上げにくいです……。申し訳ありません。
必ず開発進捗をこのブログや公式Twitterで公開していくようにしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
正式な情報はこちらから
開発の細かい進捗まで知りたい方向け
※内容がちょっとお茶目なので気を付けて!
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